今回ご紹介するのは、
漢字タトゥー作品として「礼」の一文字を制作させていただいた、
ある日本在住のお客様とのやり取りです。
お客様のお声
匿名 この「礼」という一文字を入れることは、以前から決めていました。 しかし、どこで、どのような字体で入れるべきかについては、なかなか答えが出ず、 半年近くイメージを巡らせながら、インターネットで探し続けていました。
ある日突然というタイミングで、斑先生のホームページに行き着き、感激でした。 ホームページを読ませていただいて感じた事は、 字のタトゥーを入れようとする人の気持ちを理解している。 という事でした。 これはご縁だと思い、お願いする心が決まり当日申し込みました。
相談の時点から、恩師の様に接して下さり 優しく凛とした雰囲気のメールの文面を読ませていただき、 心温まったのを覚えています。 私の心の内を伝えて、私の気持ちを乗せて作品を製作していただきたい。 その願いを斑先生が形にして下さいました。
そしてタトゥーアーティストのMoekaさんが その作品をそのままの姿で私の皮膚に転写して下さいました。 人に見せる事は無い静かなその一文字を胸に、 強く優しく生き接し貫く誓いの御守りとして今胸に宿っています。
期待を膨らませた私の胸を満たしていただいた斑先生の才能と Moekaさんの技術に心からお礼申し上げたいと思います。 ありがとうございました。 頑張ります。
MADARAによる製作
こちらのお客様は、
誰かに見せるためではなく、
ご自身の人生の中で、忘れてはならない誓いを胸の内に刻むために、
漢字タトゥーという形を選ばれました。
選ばれた文字は「礼」。

礼儀や作法という意味にとどまらず、
最も近くにいる大切な存在への敬意、
そして、自らを律し続ける心の姿勢を象徴する一文字です。
制作にあたっては、
その文字が「飾り」にならぬよう、
また、年月を重ねても意味が薄れぬよう、
ご本人の想いを丁寧に伺いながら、
筆跡術書道として筆に込めました。

タトゥーを施す
作品が完成後、
お客様はご自身でタトゥースタジオを探されました。
その際にご利用されたのが、
ストローカータトゥー横浜 様です。
初めて訪れたスタジオにて、
文字の細部までを大切に汲み取ってくださるタトゥーアーティストMOEKAさんがご担当されました。
実際の施術では、
書の線の強弱や余白を尊重していただきながら、
非常に丁寧な仕事で仕上げていただいたと伺っています。

書を書く側と、彫る側。
立場は異なりますが、
「一文字に込められた意味を軽く扱わない」という点で、
同じ姿勢を共有できたことを、書き手として大変ありがたく感じております。
後日、お客様からは、
- 文字を見るたびに、初心に立ち返ることができること
- この選択に後悔がないこと
- 大切に生きていく拠り所が、身体の内側にできたこと
といったお言葉をいただきました。
これらは、
いわゆるレビューや感想とは少し異なる、
お客様の人生の実感として語られた言葉でした。
KANJI TOKYOでは、
漢字タトゥーを「デザイン」や「流行」としてではなく、
人生に静かに寄り添う存在として捉えています。
今回のように、
書き手・彫り手・ご本人、
それぞれが互いを尊重しながら関わることで、
初めて成り立つ形があると、あらためて感じさせていただいた事例でした。
※ 本記事は、ご本人のご了承、ストローカータトゥー横浜様のご了承を得たうえで、
匿名・作品部分のみのご紹介として掲載しております。
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