作品イメージ
画像をタップすると、写真を拡大する事が出来ます。













作品の世界観
作者:MADARA
この作品の世界観は、はっきりと言葉にならない感情が、
ある瞬間に静かに動き出す、その「気配」にあります。
強い主張や明確な結論はありません。
あるのは、経験を重ねる中で蓄積された時間、
交じり合った感情、そして内側でゆっくりと立ち上がる心の動きです。
書道という白と黒の世界を土台にしながら、
そこへ色を重ねることで、単色では捉えきれない感情の層を描いています。
それは、迷い、余韻、記憶、そして確信に至る前の揺らぎでもあります。
この世界では、完成や答えが目的ではありません。
むしろ、定まらない状態そのものを肯定し、
色と筆跡が交差する場所に生まれる「心の変化」を見つめています。
静かで、曖昧で、それでも確かに存在する。
この作品は、そんな内面の風景を映し出す世界です。


制作秘話
この作品は、最初から完成像を決めて制作したものではありません。
制作に向かう前、心の奥に、はっきりと言葉にならない感情が静かに溜まっている感覚がありました。
理由も形も分からないまま、ただ「何かが動きたがっている」状態です。
筆を持ち、まず書から入りました。
何かが生まれるようにするために、大きな余白を開けて。
言葉を整えるというより、呼吸を整えるような感覚で、
線が現れてくるのを待つ時間がありました。
途中で、色を入れる必要があると感じました。
それは、若い頃のような強い原色ではなく、
重なり、にじみ、交じり合う色でした。
感情は一色では語れない。
そのことを、思考より先に身体が理解していたのだと思います。
私の雅号は「斑(MADARA)」です。
斑色とは、単色では定義できない状態、
異なるものが混じり合い、なお定まらない在り方を指します。
この作品では、その斑色の思想を、書と色の両方で体現しようとしました。
描いている間、完成を目指していたわけではありません。
「これは何なのか」と問い続けながら、
それでも手を止めず、筆跡と色を重ねていくうちに、
ふと心が動く瞬間が訪れました。
そのとき初めて、この作品は「時めき」だと分かりました。
この作品は、感情そのものを描いたのではなく、
感情が生まれる直前の“兆し”と、
斑色として交じり合う内面の気配を掬い取った一枚です。
作品の意味
時めきとは、
心がある瞬間にふと動き出し、内側で微細な変化が起こること。
強い興奮や外へ向かう感情ではなく、理由や対象が明確になる前の、
静かな高揚や気配を含んだ心の動きを指す言葉である。
古語的には、「時(とき)」と「めく(動く・芽吹く)」の感覚が重なり、
時間の流れの中で、ある瞬間に感情や意識が兆す状態を意味する。
それは恋愛的な高鳴りに限らず、
希望、直感、気づき、予感など、内面に生じる幅広い心の反応を含む。
現代的には、
何かが始まる直前の、まだ形を持たない心の変化、
言葉になる前の感覚として用いられることが多い。
詳細情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品ベース | ウッドキャンパス |
| メイン素材 | 木材 |
| サイズ | F10 530mm(20.9in) × 455mm(17.9in)×20mm(0.75in) |
| 使用画材 | 木製キャンバス、金泥、ジェッソ、アクリル絵の具 |
| 作品の仕上げ | 木製キャンパスの上に、ジェッソで下地処理をし、アクリル絵の具で描き上げています。 |
| 国内外配送対応について | ・海外出荷対応可能:運送会社に指定が無ければFedExにて出荷 ・日本国内の配送:運送会社に指定が無ければヤマト運輸にて出荷 |
| 出荷時の梱包について | 簡易包装や重包装など、ご要望に応じた梱包も対応させていただきますので、詳しくはお問い合わせください。 |
| 送料について | アート作品対応運輸を使う、保険をかけるなど、購入者と要相談のうえ決定します。 |
| 作品の補償について | 作品は、販売時の状態そのままでのお引き渡しとなります。美術品保険等のご希望がありましたら、ご相談も承ります。 |
| お支払の方法 | 作品価格+保険料(オプション)+送料が、お支払価格となります。お支払はカード決済がご利用いただけます。 |

作品証明書が付属します。

